2024.04.18
PDFファイルは仕事でよく使われ、その中のメタデータやプロパティにはファイルの作成者、タイトル、作成日、修正日、使用フォントなどの情報が含まれます。これらはファイルの識別や検索に役立ちますが、個人情報や機密情報が含まれている場合、流出のリスクがあります。この記事では、PDFのプロパティを削除してプライバシーを守る方法をわかりやすく説明します。
PDFプロパティを削除する方法
方法1: Adobe Acrobatを使用する
- PDFファイルをAdobe Acrobatで開きます。
- 「ファイル」メニューから「プロパティ」を選択します。
- 「説明」タブで、削除したい情報を編集または削除します。
- 変更を保存します。
※Adobe Acrobat Readerは閲覧専用ソフトのため、ファイルの編集ができません。
方法2: フリーソフトを使用する
Cube PDF Utility
- 公式サイトからソフトウェアをダウンロード&インストールします。IntelのCPUが入ったWindowsパソコンは「x86」、SnapdragonなどArmベースのSOCが使用されているWindowsパソコンは「Arm64」を選択します。Mac版のソフトは用意されていません。
- Cube PDF Utilityでプロパティを削除したいPDFを選択します。
- 「プロパティ」のボタンを押し、「作成者」や「タイトル」の情報が記録されていないか確認します。削除したいテキストを削除し、OKボタンをクリックします。
- 最後に「保存」ボタンをクリックし、「上書き保存」または「名前をつけて保存」を選択し、完了です。
プロパティ削除後の注意点
削除した情報は元に戻せない場合があります。元のファイルのバックアップを取っておくことをお勧めします。
プロパティの削除が完了したら、ファイルを再度確認して、必要な情報が削除されていないか確認してください。
まとめ
PDFのプロパティを削除することは、情報のセキュリティを高めるとともに、ファイルをより整理された形で共有するために重要です。この記事で紹介した方法を活用し、安全かつ効率的なPDFの管理を実現しましょう。